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#Art アールブリュット(生の芸術)展 人知れず表現し続ける者たち 2018-2-10(土) [Art]

ETV特集「人知れず表現し続ける者たち」
★・・・
アールブリュット(生の芸術)とは
既存の美術や流行、教育などに左右されず、
内なる衝動のままに表現した作品

★:::
去年秋、フランスのナント市で
日本の作家42人による
大規模なアールブリュットの展覧会が行なわれた

★∴∴∴
本場で認められた無名のアーティストたち
言葉や国境を超え、
心からの唯一無比の表現

★<<<
誰のためでもなく表現し続ける人々
表現ー存在・存在ー表現
そのような関係すら関係ない感じ

★〜〜〜
絵を描く
表現することが幸せ
シンプルーーーアートの原点

★***
精神障害者から戻ってきた人と
俳句会をしている
生から出てきた表現は、それこそがアート・・・小賢しいテクニックや型、それらしいイメージなど必要ない


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#仏像彫刻 才能があると言われ、そんなことはないと思いながらもモチベーションが上がった 2017-11-25(土) [Art]

仏像彫刻

★・・・・・
一年ぐらい前から、仏像彫刻をしている
お地蔵さんを4か月ぐらいかけて、試しに彫って
一応出来上がったのだが、完成している感じではないので・・・

★:::::
基本に戻って、彫刻刃を揃えて、地紋彫りからReStart
彫刻刃の使い方を、じっくりと探究する
縦・横・斜め、切り込みを入れ、木目を読んで、ひとつひとつ彫っていく

★∴∴∴
地紋は、仏像の装飾具や台座に用いられる文様
うまく彫るかが目的ではなく、いかに小刀を使うかが主題
刃物は当たっただけで傷ついて血が出てしまうので、安全に小刀を使うことも実際に覚えていく

★<<<<<
今回は、足を彫って行ったのだが、
久しぶりに行ったので、地紋彫りがうまく彫れていたようで
才能があると言われ、そんなことはないと思いながらも、定期的に行こうと思った

★~~~~~
今回の課題は仏の手
握った状態の手のモデルを渡されて、テキストで下書きや手順を見て学んだ上で
モデルを見ながら、三次元で考えながら、自分だけで彫り進むように言われた・・・削りすぎないように気を付けながらーーー彫りすぎると彫刻の場合は修復不可能なので

★☆彡
右足は爪まで彫れたが、左足を彫り
手も、握り手が仏具を握れるようにしたり、
開き手をモデル通りに彫ることが、現在の課題

★☆彡☆彡
テキストを見ながら自分で段取りを考えながら、
ゆっくり彫り進んでいくのは、なかなか面白いし
自分に合っているようにも思う・・・論理と技巧に磨きをかけていきたい



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#盆栽 友達の小品盆栽展に 湖に島、そこに樹木が・・・小さな盆栽に世界観が表現 2017-11-11(土) [Art]

盆栽:小品盆栽へ

★・・・・・
華厳などの東洋思想を・・・自然という小宇宙へ
盆栽というミニチュアで表現
それが現代的展開として、もっとさりげない小品盆栽へ

★:::::
友達が出品しているという横浜小品盆栽展へ足を運んでみる
湖に見立てた黒い板の上に、陶板の島があり、その上に自然の樹木に見立てた盆栽たちが・・・
私が池や水を盆栽に導入したらという発想にインスパイアされたようだ

★∴∴∴
帰りに石化檜(せっかひのき)の苗を買った
ひと苗、百円単位
小さな緑がシュッと立ち上がっている・・・どのように育てるか、どのように育つか

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森前誠二さんの本を継続的に読んでいると
最終的に「ひとめぼれが一番」「あなたの独自のスタイル・嗜好・美意識が大事」
やはりこれだと思うし、自分が進んでいくのに基本的な発想になると思う・・・慈しみ大事だと

★~~~~~
農家支援での梅の剪定や畑での野菜の栽培から、植物の生き様を学び
陶芸を生かして、小品盆栽用の鉢や、その下に敷く陶板を焼いて
それを空思想や唯識、華厳や禅の発想などの東洋的思想で総合化していきたい・・・自己表現としてのアートに

★☆彡
自分の気づきに、盆栽はいい契機になりそう
植物の生き方や手の入れ方は、自分の生き方に参考になるし
発想を具現化するのに、盆栽はいいきっかけになると思う・・・日本人の発想について考える時にも参考になる


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共通テーマ:趣味・カルチャー

#陶芸 ルーシー・リー技法でピンク色の象嵌に挑戦 2017-11-10 [Art]

陶芸 ルーシー・リー技法

★・・・・・
9月の週に一回、4週間を使って
ルーシー・ルー技法の講座に参加して
ピンク色の象嵌に挑戦した

★:::::
1回目は、ガイダンスとカリキュラムの説明
7kgの半磁器の粘土を受け取ったので、3つの器をろくろで成形
ピンクとトルコブルーそして黒の釉薬を使ったルーシー・ルーらしい器を作成した

★∴∴∴
2回目は、削りと模様付け
成形のために削って軽量化、模様をつけて、線彫りをする
実際三つの作品を2時間半で処理するのは、作業量が多く、なかなか難しい

★<<<<<
3回目は、模様削りとクロム象嵌
模様削りをして、模様のところにクロム象嵌をしておいて、
このことをしてから、素焼きすることで、濃いピンクと薄いピンクが出るようにする

3回目と4回目の間で、素焼きが行われる

★+++++
4回目は、釉掛け
黒や金を発色するブロンズ釉を使うところは、ゴムのようなラテックスを塗って、ピンク釉を掛ける
ラテックスをはがして、ブロンズ釉塗り、必要な場合は撥水材を使う
ラテックスや撥水材で、釉薬を塗らないために使うため、気を使うのと時間がかかる

★~~~~~
9月中に作業をして、一か月ーーー作品が焼きあがってきました
ピンクの発色ー濃いと薄いのコントラストがうまくいき、
黒と金が東洋的な落ち着きを醸し出す・・・トルコブルーもなかなかエキセントリック

★☆彡
釉薬の発色はよく、抹茶茶碗的な器は評判がよかったが、
ほかの二つは、時間がなかったために削りがあまく、重くなってしまった
それでも、なかなかいい、新鮮な経験ができ、陶芸に対して理解が深まった

★☆彡★
ルーシーは、筆を使ってていねいに色付けをしていたそうで
焼きも、素焼きと本焼きの2回ではなく、一回で終わらせていたとのことです
じっくりと時間をかけて作品を作っていきたいと想います。
私の周りの陶芸をしている女性陣は、ピンク釉薬を使った陶芸をしてみたいとのことでした。

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共通テーマ:趣味・カルチャー

#盆栽 バスツアーで盆栽を調達 東洋思想を表現した日本庭園を盆栽にしたい 2017-11-5(日) [Art]

盆栽:分類で分けられる、①松柏類、②雑木類、③花もの・実ものを揃えて、育てる実践を開始したい

★・・・・・
華厳などの東洋思想を・・・自然という小宇宙を
池泉回遊式や枯山水などの日本庭園を
盆栽というミニチュアで表現してみたいーーー長い道のりだと思うが・・・

★:::::
実践するために
仲間というか、先輩たちをつくるために、盆栽会に入会
情報収集をしつつ・・・

★∴∴∴
今回は、盆栽を買うために、バスツアーに参加
天気も良く、まずは農協に、一般的な、消毒のために、スミチオン・オルトランを買う
現在、枯れ気味の皐月に散布する予定・・・回復するといいなあ

★<<<<<
花木園に行き、皐月展示会を見学・・・色々な樹形を見る
昼食をみんなで楽しく話した後
松柏類からひとつほしいと思って「真柏」を買う・・・まずは、買って育ててみたい

★+++++
皐月の生産者へ行って、皐月はあるので、
雑木類から、紅葉していることに魅力を感じて、唐楓(とうかえで)を買ってみた
なかなか綺麗だし、四季を通じて変化を楽しめるという

★~~~~~
今度は、盆栽美術館などにも行ってみたい
花もの・実ものは、農家支援の剪定で梅が手に入るので
種から育てる"実生"にトライしてみたい・・・三渓園の臥龍梅に仕立ててみたい

★☆彡
一応、盆栽の分類である、①松柏類、②雑木類、③花もの・実ものを、
①真柏、②唐楓、③皐月という形で揃ったので、
まずは必要な技術を試してみたい

★☆彡☆彡
そして、将来は、自然観が出るように
自分の理想的な宇宙観がでるように
池や石を入れたような新しい21世紀的な盆栽や日本庭園を創造していきたい

★☆彡☆彡☆彡
皐月の生産者のビニールハウスで見たのは
皐月の挿し木がビニール製の鉢で、苗として育てられていたこと
私も盆栽は和もの植物といわれる中で、グローバル化にむけて、ローズマリーを育て始めています


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共通テーマ:アート

#TV日曜美術館 狩野元信 水墨画とやまと絵の和漢融合 素材を収集し再構成ー自分のスタイルを作る 現代も・・・ 2017-10-8(日) [Art]

狩野元信

★・・・・・
狩野派の2代目
水墨画をパターン化ー絵師集団を組織化
プロデューサー能力を発揮

★:::::
父の狩野正信が狩野派の初代
ニ代目の元信が、戦国時代の寺社の書院造の復興のために、体制を整備
粉本ー絵手本を作り、弟子の力量をアップ

★∴∴∴
三つの型を整備ーーー
真体(線と面で緻密に)・行体(面を中心にスピーディーに)・草体(筆に任せて、自由自在に)
これによって、大量の絵の注文に対応ー戦国時代のニーズに応えて、隆盛を

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大徳寺の障壁を受注ー生産集団体制:工房体制で運営
変化にとんだ構成ー水墨画に色彩を入れーリアルと想像を一画面に
天下画工の長=プレイングプロデューサー

★+++++
色々な商品の開発
扇に絵を描いて、プレゼントとして商品化
品質管理が抜群の商品を販売・大型の絵馬を描写・富士曼荼羅図など・・・経営者として全国展開
広く一般にも見せたい

★#####
新しい彩色表現の追求
やまと絵ー土佐派に近づくため、政略結婚
色彩豊かな日本画の技法を得て、水墨画と合体ー和漢融合

★!!!!!
四季花鳥図屏風ー絵師として完成
和漢融合の傑作を晩年に制作
金壁画ー水墨画とやまと絵を金の雲で融合

★&&&&&
後継者育成
孫の狩野永徳ー直接指導
傑作檜図屏風ー元信を受け継ぎ、狩野派の絶頂期へ・・・

★~~~~~
狩野派の骨格を作り、自分のスタイルを作る
色々な素材を集めて、再構成する
現代も変わりがない

★☆彡
俺が最初で和漢融合・・・明治から和洋折衷
宮崎駿や鈴木敏夫=スタジオジブリも同じ
面白がって戦国時代ー乱世を生きるー21世紀の現代も同じ・・・守破離



絵師としてもイノベーション
中国の水墨画と日本の絢爛豪華な色を融合


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#TV「北斎インパクト」画狂老人、生涯現役で探究 100歳で神業へ向けて 2017-10-7(土) [Art]

北斎の浮世絵

★・・・・・
大英博物館で行われた北斎の展覧会
100年以上前のジャポニズム時代のパリ
グレートウエーブにインスパイア

★:::::
セザンヌ・ドガ・モネ・ゴッホなど印象派を中心にフランス美術界に影響
独創的な表現に熱狂
北斎はインスピレーションの源

★+++++
モネの印象にインスパイアしたものは・・・
赤富士とピンク富士ーーー同じ版木
時期が違う・・・絵師が指示できたのは始めの200枚ぐらい
ピンク富士が北斎が求めたものーーーうつろいゆく光を表現・・・精神性を感じる
(赤富士は版木が摩耗しているので後の作品)
モネは庭の睡蓮で光を探究・・・西洋美術を変革していく

★∴∴∴
隅田に住み、引っ越し93回ーお金に無頓着ー江戸っ子?ーそば好き・甘党・(酒は飲まず)
殿様の前でパフォーマンス
江戸の日常を表現ー北斎漫画・・・北斎の絵手本であり、データバンク

★+++++
有田焼の緩衝材で丸まった北斎漫画
そこから、ジャポニズムが始まった
西洋の陶器のデザインにも使われた・・・マンガ・アニメーションの原点

★<<<<<
シーボルトからも依頼
西洋紙を使用ーーーにじみを出さず、細い線で描く
西洋技法も積極的に試すーーー遠近法など

★+++++
バカラのガラス工芸にも影響
デザインが円と直線から自然描写へ
新しい技術開発へ・・・15種類のホイールーーー深く彫ると手前に浅く彫ると遠くに見える

★#####
画狂老人
80代で、肉筆画に挑戦・・・存在感ー生命力を描く
絵の具の筆とぼかす水筆を使い、淡い色を重ねていく
龍:暗黒の空間を表現 & 虎:地で迎え撃つ

★ーーーーー
アミニズム:北欧のムーミン
作者のトーベも北斎を母親から見せられていた
海は生き物ーグレートウェーブ・・・自然観が響き合う

★=====
ポーランド版富嶽三十六景
ヤシェンスキ:北斎のコレクター
祖国の統一の実現を希求ー富士山と同様のシンボルとして人工のコシチューシコ山
自由を得るためのシンボルの山・・・13年後ポーランドは1918年に独立

★~~~~~
宮本亜門が北斎の人生を演劇で表現ー世界に知らせる
生涯現役で絵を探究
そして、結果として、世界に影響

★☆彡
本人はやりたいことをやっているだけ
死ぬまで、好奇心をもち、試行錯誤しながら
探究を続ける・・・探究の人生に共感します





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#TV「仏像ミステリー 運慶とは何者か?」 リアルな肉体と精神性を表現した 2017-10-7(土) [Art]

仏像ミステリー 運慶とは何者か?

★・・・・・
運慶の仏像は鎌倉期・・・躍動的な肉体美の仏像
ーーーーー迫力がある
運慶の仏像31体の内、22体が、東京国立博物館に集合

★:::::
無著(むちゃく)・世親(せしん)の立像・・・仏教ー5世紀に実在した唯識の学僧
1212年ー800年前の作られたが、血管もあり、生々しい
奈良の興福寺<法相宗>ー北円堂に普段は安置ーーー本尊は弥勒如来座像・・・眼は玉眼で水晶
インドの人だが運慶は日本人に受け入れやすいように日本人に・・・

★+++++
平安時代の奈良に生まれる
平氏と奈良が衝突・・・南都焼き討ちーーー興福寺を復興ーーー事業はおよそ30年かかる
仏と人間をつなぐーーーその仏像を作る中で・・・運慶の精神性が高いことを感じる

★:::::
無著菩薩立像・・・CTスキャンで断面図を重ねていくーーー寄木作り
中が空洞、軽くするーーー日割れを防ぐ・火災の時に持ち出せるようにと想像されている
玉眼は裏から木で押さえる・木の芯も使われている

★+++++
どこまで仏像を人間に近づけていくか・・・運慶の人の探究

★∴∴∴
八大童子達<高野山>も作っているーーー不動明王に使える
武器で煩悩を打ち砕き、月輪(がちりん)で澄んだ心に・・・
8体に性格分けをし、生き生きした仏像を作った

★+++++
次代の担い手は・・・武士たちと、その背後にいる庶民ー農民
救いを求める人々にとって、リアルな仏像は・・・
激動する時代にマッチした生き生きした仏像

★<<<<<
大日如来坐像・・・運慶の最初の仏像
背筋の通ったスッキリした生き生きした仏像
運慶のサインがある・・・アーティスト

★ーーーーー
愛知県・瀧山寺ーーー観音立像・・・華やかー流麗
長く見て、心が落ち着く仏像
時代や人々が求める仏像に・・・

★+++++
筋肉の動き&構造
体のディテールを追求・・・ダビンチにも通じる
人間の体を突き詰めて探究

★=====
多聞天立像・・・京都・東福寺に一体ーーー運慶作ではないかといわれている
仏像のCTスキャン調査・・・内部は空洞ー玉眼の押さえ木は杉
運慶かどうかは、確かな証拠が必要

★+++++
仏像の中に木片が入っていたーーーそこに運慶の文字が・・・
運慶の証拠として、像内に納入品が入っていることで、運慶作となっている
オークションで運慶作とされる仏像ーーー12億8千万円

★+++++
像内納入品・・・五輪塔・芯月輪・五輪塔形木片ーーー運慶の独自のこだわり
像内は金色に塗られ、五輪塔は色分け、芯月輪は蓮の花に上に玉が、五輪塔がもう一個
極楽浄土はあの世であるが、運慶の時代になると現実に現れて、救ってくれることを願ったのでは・・・

★&&&&&
六波羅密寺の地蔵菩薩坐像をCTスキャン・・・運慶作か?
像内納入品があるのはわかったが、
傷んで開けてみるとすると、100年後ぐらいーーー基本は開けられない

★~~~~~
運慶は何者か?
お金があった貴族はいい行いをすれば極楽浄土に行けると・・・
殺生をしている武士、お金のない庶民は・・・激動の時代・・・運慶は仏像でチャレンジ

★+++++
運慶最晩年の作といわれる高さ20cmほどの仏像・・・称名寺の仏像
小型だが生き生きとしている
四天王も運慶の作と調査されているーーー70歳台で死去

★☆彡
精神性がすごい・・・それが技術につながり、仏像をリアルにしている
探究につながっている
職人にであり、アーティストであり、プロデューサーでもある運慶

★☆彡★☆彡
陶芸・書・仏像彫刻・水墨画を、仏教の空・唯識・華厳・禅を
東洋思想の一人つながりでは、天心・三渓・西田など、
色々な人物・技術・発想にインスパイアされながら、楽しんでいる








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#盆栽 『よくわかる盆栽』盆栽とは何か・・・2017-9-6(水) [Art]

盆栽とは何か

★・・・・・
昨年から、皐月の盆栽を購入しているものの
昨年は多くの花が咲いたが
今年はちらほら

★:::::
4月から、盆栽の会に入会
でも、人の話を聞いているだけでは
原理原則がわかりずらく、テキスト的な本を購入

★∴∴∴
まずは、盆栽とは・・・・・
盆(鉢)で裁(植物)を栽培するもの
鉢と植物が織りなす緑の芸術

★<<<<<
①鉢と植物が美術的に調和がとれている
②盆上に自然の景色が描かれていること
③鉢の中で自然の摂理が繰り返されていること

★~~~~~
ミクロな植物が、マクロな自然を表し
小さな世界に大きな宇宙が現れてくる
日本的な発想に基づいているように思う

★☆彡
これは、最近、仏教の思想を探究しているが、
部分が全体に、全体が部分にという「華厳」の発想を
"盆栽"は反映しているように思う


よくわかる盆栽 基礎から手入れまで (ナツメ社のGarden Books)

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  • 出版社/メーカー: ナツメ社
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  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



はじめての盆栽 つくり方&育て方 (ナツメ社のGarden Books)

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  • 作者: 山田 香織
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2010/05/11
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#本 『特別展「茶の湯」』近代数寄者が茶道具を美術品として認知させた 2017-6-10(土) [Art]

本『特別展「茶の湯」』

★・・・・・
東京国立博物館で行われていた特別展「茶の湯」で購入した、本(図録)の解説を読んでいる
「近代数寄者の茶の湯」(P308)として田中仙堂さんの解説が参考になった
近代数寄者とは、益田鈍翁・原三渓・畠山即翁を今回の茶の湯展では挙げている

★:::::
明治維新ー近代は変革期であり、社会システムが大きく変貌を遂げた時期である
それによって、大名やそれに金を貸していた大名貸しが没落し
そこの集まっていた「伝来の茶道具」が産業のリーダー達に移動することとなる

★∴∴∴
三井物産を創業した益田鈍翁は、海外貿易と総合商社という新たなモデルを創出
「大師会」という美術品を鑑賞しつつ茶の湯を楽しむ園遊会を開催し、政財界の一大社交場を創ることとなる
そこで収集された美術品は、廃仏毀釈の嵐を経験した中で、仏教美術品の海外流出を防ぐ目的も含まれていた

★<<<<<
生糸輸出をし、富岡製紙工場を30年以上に渡り経営した原三渓
絵画を始め美術品を収集し、それを茶会で使っているが、それ以外でも
横山大観や下村観山等、日本美術院の新進気鋭の作家と研究会をしたり、
また岡倉天心からの依頼もあってか、若手作家のパトロンとなって、近代美術の支援も行っている

★+++++
舶来品を輸入することから工業製品も、日本は世界水準の技術立国になっていく
その第一線にいた畠山即翁は戦後の大師会を引き継ぐとともに、
自ら美術館を建設し、茶道具コレクションを展示した

★~~~~~
近代数寄者の茶の湯は、
大名などの旧体制から、産業のリーダー達に名物茶道具が移動する過程で
茶道具が美術品として、社会に受け入れられ、広く観賞される基礎を生み出したということになる

★☆彡
原三渓は、流儀の自由で、好きなように茶会を演出していたようだ
私自身も、自分で創作したものを飾って
客人を自分なりの趣向でもてなしていきたい









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